「新三国」とも呼ばれている
三国志threekingdomsですが
三国志演義とどう違うのでしょうか?
三国志演義との違いは?
「新三国」と言われている三国志threekingdomsですが
三国志演義を元にしている部分が多く見られるために、
ほとんど三国志演義と言ってもいいかもしれません。
三国志正史の様に
史実に裏付けのあることだけをドラマ化しているわけでもなく
かといって
曹操は悪、劉備は善という図式の三国志演義というわけでもないのです。
曹操は権力を握るために軍事力を拡大していきますが
その間も人材登用は積極的に行っていますし屯田も実施しています。
このあたりは三国志演義というよりは正史に近い描写をドラマ化していました。
演義の方では天才軍師として扱われる諸葛亮孔明も
後年、軍を率いて北伐に向かいますが
その際も圧倒的な策略で敵に勝つというシーンはそんなに多くありません。
知恵や軍略を使って勝つというシーンはありますが、
どちらかといえば凄腕の政治家という描き方の方が強く
正史に近いイメージになっています。
では正史よりなのかというと
そうではなく全体的には三国志演義なのです。
関羽の千里行や長坂での趙雲の劉禅を抱いて敵軍突破など魅力的に描かれています。
何より演義色が強いという所は
呉のシーンが少ないということです。
呉だけのシーンが出てくることは少なく
劉備や曹操が絡んだ時に呉が出てくるという印象しかないのです。
まとめ
三国志threekingdomsは「新三国」と呼ばれていますが、
私にはあまり新しいなとは感じませんでした。
しかし、三国志の魅力は十分に味わえますし
三国志のファンならずとも見て損はないドラマだと思います。