コンビニの２４時間営業が問題になっていますが、
実際２４時間営業は必要なのでしょうか？
また自分自身にどれだけ影響があるのでしょうか？
コンビニはいつ２４時間になったの？
コンビニと言われている店舗で２４時間になったのは
１９７０年代の前半くらいからだと言われています。
普通スーパーなどの店舗は２０時前後で閉まってしまう店舗が多く
残業で遅くなった人は会社帰りはスーパーが開いてないというポイントを掴んで
深夜の時間帯のお客のシェアを掴むことに成功しました。
女性が社会進出していったという時代背景も後押しして
会社帰りに主婦が食料品を買ったり、
一人暮らしだし面倒だから自炊したくない人がお弁当を買ったり出来るという
女性のニーズにも応えた部分が２４時間営業に拍車をかけたとも言えるかもしれません。
コンビニの営業時間は２４時間じゃないとだめ？
今まで開いていなかった時間帯に営業することでお客を集める事が出来ましたが
コンビニ業界もライバルがひしめき合い店舗を出しまくる時代になってくると
コンビニ自体が珍しくなくなってしまいます。
となると２４時間営業しているコンビニは近くにたくさんあるので
当初コンビニが流行った「本来閉まっている時間帯の希少性」はなくなっています。
コンビニほど近くにたくさんあるわけではないですが、
２４時間営業のスーパーなども出来てきたためにコンビニの価格がスーパーに比べて
「高い」と感じるようになったのもコンビニ以外の２４時間営業するスーパーの進出が
増えてきた為だと思います。
コンビニ業界のシェアを取るために、
目と鼻の先で客を奪い合うコンビニ乱立が目立ってくると
素人でさえ「こんなとこにコンビニ作ってどうするんだろ？」と思う場所にも
コンビニが出来ていることがしばしばあります。
昨今、食品廃棄の問題が取り沙汰されていますが、
コンビニも作りすぎては実質的にお客が見込めないということになるので
規約で２４時間営業となっているのであれば正に時間の無駄となってしまいます。
ただでさえあまり人通りがないところに深夜に人がいるかどうかは
下調べをすればわかることなので、
そのエリアのシェアを取りたいだけで作ったコンビニは意味がないのではないでしょうか。
売り上げは時間帯や年齢層もデータで出せるわけですから
費用対効果の悪い場所のコンビニは深夜営業なしとか
コンビニ自体そこには必要ないという所も精査すれば出てくるのではないでしょうか。
杓子定規に２４時間営業が鉄則というのは非効率ですし
今２４時間営業にしないで試してみるという事にも取り組んでいるコンビニもありますし
実際に２４時間営業ではなくとも結果を出している所もあると言われています。
コンビニが２４時間じゃなくなったら自分自身に影響ある？
住んでいる地域や環境によっても
コンビニが２４時間営業じゃないと影響があるかは
個人差あると思いますが、
今は近くのどこかのコンビニやスーパーが２４時間営業であることが多いので
基本２４時間営業ではなくとも何とかなるので影響はないと思っています。
以前は２４時間営業がなかった時でも
その時はその時でやってきていたはずなので
仮に２４時間営業が完全になくなったとしても何とかなると思っています。
廃棄弁当など食品廃棄も多少は減らす事が出来るでしょうから
少しコンビニが減るか営業時間を見直すかしてもいいのではないかと思います。
似たようなコンビニが多いので
どの業界でも同じですが何かに特化するコンビニであれば
その特化した店舗がその地域に馴染めばオンリーワンとして生き残れると思います。
今コンビニに必要なのは２４時間営業ではなく特化性ではないでしょうか。
まとめ
学生のアルバイトといえば深夜のコンビニのバイトというイメージでしたが
地域によっては深夜のバイトがいないということでオーナーが自ら店に立ち
それが常時深夜勤務になるだけではなく日勤も同時にこなすという
激務になっているところも少なくないらしいです。
最初は珍しかった２４時間営業のコンビニも当たり前になりすぎてますし
深夜に開いているお店がある事のありがたみも薄れてきていると思います。
２４時間営業のコンビニは近くにあったほうが便利で有難いですが、
なかったらないで前もって準備段取りするという事に
もっと注意する様になるのではないかという点では
２４時間営業ではなくなったほうがいいかもしれないとも思いました。
