同じような薄く伸ばした生地に包んで食べる
似たような食べ物としてクレープとガレットがありますが
同じものなんでしょうか?
どこが違うのでしょうか?
クレープとガレットの違いって何?同じじゃないの?
クレープとガレットは同じではありません。
似ていますが違うんですよね、別物です^^
具体的には使っている生地の材料と包む中身が違ってきます。
- 生地の材料が違う
- 包む中身が違う
という2つの大きなポイントがあります。
クレープとガレットの生地の違い
見た目は似ていますが
そもそもクレープとガレットでは
生地の材料が違っているのです。
- クレープ → 小麦粉
- ガレット → そば粉
生地自体の違いは
なかなか見た目だけではわかりにくいですが
小麦粉とそば粉では確かに違うというのは理解できますね。
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ガレットはブリュターニュ地方の郷土料理
ガレットはフランスの北西部にあるブリュターニュ地方生まれの郷土料理です。
そば粉を使って薄く伸ばした生地にタマゴやハム・チーズなどをトッピングして
食べるという郷土料理なのです。
そば粉を使って薄く伸ばした生地にタマゴやハム・チーズなどをトッピングして
食べるという郷土料理なのです。
なぜそば粉を使ったのかというと、このブリュターニュ地方は雨が多く湿気が多いので
あまり小麦を栽培するには適さない土地だったので収穫まで3か月程度と早く収穫できる
そばを栽培して主食として食べていたということでそば粉が使われたということなのです。
あまり小麦を栽培するには適さない土地だったので収穫まで3か月程度と早く収穫できる
そばを栽培して主食として食べていたということでそば粉が使われたということなのです。
ガレットの意味は?
ガレットとは「丸くて薄いもの」という意味があるので
まさにガレットの見た目そのまんまということになりますね。
実際には丸く焼いた生地の端をたたんでいることが多いですが
元々は生地を薄くのばして丸くしてありますからね。
まさにガレットの見た目そのまんまということになりますね。
実際には丸く焼いた生地の端をたたんでいることが多いですが
元々は生地を薄くのばして丸くしてありますからね。
クレープとガレットの包む中身の違い
- クレープ → スイーツ
- ガレット → 主食
クレープはいろんなバリエーションがありますが
基本的にはスイーツとして扱われることが主流なので
イチゴやチョコレートなど甘いものを包むことが多いですね
一方でガレットは
真ん中にタマゴがドーンと乗っているという
イメージの人が少なくないですよね。
どちらかというとがっつりと食べる主食になるようなものが
包まれていることが多いのが特徴といえるでしょう。
まとめ
小麦粉とそば粉の違い。
そして包む中身が違うのでスイーツか主食という違い。
ぱっと見だけでは
なかなか違いはわかりませんが
調べてみるとちゃんと理由があるわけですね。
ややこしくなるのは
クレープでツナやサラダっぽいものを包んだものがありますが
小麦粉の生地なのでクレープということで良いのではないでしょうか。