盛り塩は厄除け?開運?どこに置けばいいの?

お店の前や玄関の近くにある「盛り塩」ですが

運を引き寄せる「開運」の為なのか

悪い気を祓う「厄除け」なのかどっちなのでしょう?

またどこに置けば効果があるのでしょう?

 

 

「盛り塩」の意味は?

 

諸説ありますが、かなり昔の話で中国を最初に統一した秦の始皇帝は

 

側室を3000人も宮殿に住まわせていたと言われています。

 

 

最初の頃は自分自身で訪問する側室を決めていたのですが

 

さすがに数が多いので面倒になり自分が乗っている牛車が止まったところの

 

側室の家へ行くという運任せな行動をとるようになりました。

 

 

するとそれを知った側室の中で知恵の回る人がいて

 

自分の家の前で牛車が止まるように塩を盛って待っていると

 

その日思惑通り始皇帝を乗せた牛車が自分の家の前に止まり

 

見事に目標を達成したと言われています。

 

 

この時の塩を盛ったという事で自分の運命を切り開いたという事から

 

開運として「盛り塩」は良いという意味だとされています。

 

 

 

 

「盛り塩」は開運?それとも厄除け?

 

しかし一方で「厄祓い」とか「厄除け」としても「盛り塩」を置くと良い

 

とされています。これは「塩」が厄を祓うということから「盛り塩」も

 

厄を祓うとされているのですが、

 

実際には厄を祓うというよりもそこに悪い気を集めさせるという意味合いが

 

強いと言われています。

 

 

つまり開運という意味も厄除けという意味もあると考えてよいでしょう。

 

但しそれは「盛り塩」の使い方でどちらにでもなるということです。

 

 

「盛り塩」はどのくらい盛ればいい?

 

「盛り塩」の量はだいたい10グラム前後が一般的です。

 

あとは円錐や多角錐の形を作って皿に乗せれば「盛り塩」の完成です。

 

 

「盛り塩」の使い方とは?

 

「盛り塩」は塩を盛る為のお皿が必要になりますが、

 

そのお皿の色によって効果が変わってくると言われています。

 

ピンク色 → 恋愛運が良くなる

黄色   → 金運が良くなる

緑色   → 感情をコントロール出来る(イライラしにくくなる)

赤色   → 仕事運が良くなる

金色   → 才能が開花する

 

という効果を踏まえて「盛り塩」に使うお皿を変えると

 

効果も変わると言われているので使い分けてみるのが良いでしょう。

 

 

「盛り塩」はどこに置けば効果的?

 

基本的には四隅に置くと良いと言われていますが、

 

数が多くなると管理も大変ですので対角線上に2か所でも良いとも言われています。

 

その対角線上というのも鬼門から裏鬼門へ悪い気が通ると言われていますので

 

北東(鬼門)と南西(裏鬼門)に置くと良いとされています。

 

 

「盛り塩」を置いてはいけない場所がある?

 

 

2か所置いてはいけない場所として覚えておきたいところがあります。

 

トイレ

 

トイレを綺麗にすると金運が上がると言われているように

 

運気が集まってくる場所と言われているので

 

その運気を「盛り塩」で祓ってしまってはいけないという意味ということや

 

トイレの神様ではありませんがトイレは自分の力で綺麗にして

 

運気を呼び寄せるということに繋がっていると言われています。

 

 

 

 

寝室の枕元

 

枕元には霊が集まると言われていて寝ている間はさらに強くなると言われています。

 

ですから寝室の枕元に「盛り塩」を置いてしまうと悪い気と一緒に

 

悪い霊が集まってきてしまう可能性が出てくるので

 

置くのであれば家全体をひとつと考えて家の四隅に置くと良いでしょう。

 

 

 

 

使った「盛り塩」はどうすればいい?

 

ずっと家の四隅や玄関先に置いておくわけにもいかないので

 

ある程度日数が過ぎれば処理しなければなりませんが、

 

開運や厄払いどちらにしても塩だからといって

 

料理に使うというのどうかと思いますので

 

無難にゴミとして捨てるのが良いでしょう。

 

「盛り塩」に悪い気が集まっていると考えるとその方が良いですよね。

 

 

 

まとめ

 

「盛り塩」が開運と厄除けの異なった2つの意味をもつということと

 

置く場所や皿の色によって効果が変わってくるというのは

 

意外と知らないかもしれないので注意しないといけませんね。

 

 

 

 

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