瓢箪(ひょうたん)は植物だったの!?縁起がいいって本当?由来は?

時代劇などで水を飲むときに見るくらいしか今は見なくなってしまった瓢箪。

あの独特の形から彫り物だと思っている人もいるかもしれませんが

植物なんですよね。

また縁起がいいとも言われる瓢箪ですがその由来はどこからきてるのでしょうか?

 

 

瓢箪は彫り物ではなく植物

 

ひさごとも言われる瓢箪は木の彫り物ではなくウリ科の植物なんですよね。

 

堅いわりに加工しやすいので一般的に普及しやすかったのでしょう。

 

 

瓢箪の作り方

 

中の実の部分を取り出すために上のヘタの部分を切って中に棒などを突っ込んで

 

ある程度ぐちゃぐちゃになるまで掻きまわして重りを乗せて水の中へ漬け込んでおき

 

表皮が剥がせるようになったらきれいに表皮を剥がして

 

中の腐ってペースト状になっている実の部分を外に搔き出して中をキレイに洗って完成。

 

 

 

 

※腐ったペースト状の実の部分は臭いがきつく

手に付いたらなかなか臭いが取れないので

酵素を使って中の実の部分を分解できる液体があるので

それを使った方が便利です。

 

 

瓢箪が縁起がいいとされる由来

 

瓢箪の瓢から3つ揃うと3拍(瓢)子となって縁起がいいと言われ

 

6つ揃うと無病(6瓢)で無病息災になるということで縁起がいいとされています。

 

また昔から瓢箪には神の力が宿ると言われ浄化する力を発揮するとされ

 

厄除祈願などに瓢箪が用いられることが多いです。

 

大阪の瓢箪山の由来は?

 

諸説ありますが大きな古墳が一体を占めていてその形が瓢箪の形に似ていたので

 

その辺りの地域を「瓢箪山」と呼ばれるようになったとか。

 

大阪の瓢箪山稲荷神社は?

 

諸説ありますが豊臣秀吉が大阪城を築城する時に南東方向(巽の方向)の鎮護神として

 

ふくべ稲荷を伏見桃山城から迎えたとされています。

 

 

まとめ

 

植物である瓢箪の種子の部分の加工品が良く見る「瓢箪」なんですね。

 

「瓢」という言葉から縁起がいい言葉に繋げるというありそうだなという由来でした。

 

また瓢箪といえば豊臣秀吉の馬印の印象なのですが

 

豊臣秀吉の明るいと言われていた性格もあってか

 

瓢箪もなんだが明るくめでたいと繋げてしまいがちになりますね。

 

 

 

 

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