高校1年生が球審!?高校野球は選手じゃなくても審判で出られる!?

B!

選手として高校野球に携われなくても

審判として高校野球に出たい!

そんな情熱をもった高校生が球審デビュー!?

高校野球の審判に高校生が審判として出場したの!?

 

 

いま全国で甲子園を目指して熱い戦いを繰り広げられている中で

夏の全国高校野球選手権福岡大会にて

高校生の審判が登場したのです。

 

しかも塁審ではなく球審なのです!

 

球審と塁審の違いって?

塁審は1塁や3塁といったベースに関わる内容を判定するのが主な役割です。

球審とはホームベースに関わる判定を担当するために

投手が投げた球のストライク・ボールなども判定することになります。

捕手の後ろで声を出しているので一番目立つ審判でもあります。

 

高校生審判はどんな人?どの試合に?

 

球審として登場した高校生審判は

九産大九産の黒岩龍之介君(高校一年生)

務めた試合は

福岡県小郡市野球場での第二試合

早良 対 福岡舞鶴 戦

でした。

 

試合が終わったあとの

黒岩球審はひとこと

「緊張しました」

 

そりゃそうでしょう!!

 

大人でも審判という役割を担えば

嫌でも緊張しますが

ましてや高校生で

自分と同じ高校生のプレイをジャッジするなんて

考えただけでも緊張が止まりませんよね。

 

まさに大役を果たした黒岩球審ですが

どうして選手としてではなく

審判として高校野球に参加したのでしょうか?

 

どうして高校生で選手ではなく審判になろうと?

 

 

今回審判として高校野球に参加することになった黒岩龍之介君は

元々小さいころから野球は大好きで

中学生の時にはすでに硬式の野球チームに

所属するほどの野球好きな少年でした。

 

しかし、

練習の時に左足を骨折したのが原因で

自分の思う様なプレイを選手として出来なくなってしまったのです。

 

そこで黒岩龍之介君は

選手として野球に関われないのであれば

審判として野球に関わりたいと考えたのです。

 

考えたがけではなく即行動しました。

 

どうやったら審判になれますか!?

どこへ行けばいいですか!?

片っ端から電話して連絡をして審判になれる方法を聞きまくります。

もちろん野球連盟などにも聞いてどうすればいいかを教えて貰うのです。

 

方法を教えてもらったら後は実戦。

野球場へ行っては審判の行動や声などを見て勉強し

少年野球や軟式野球などの審判をさせてもらって経験を積むのです。

 

 

その情熱と行動が認められ

実はすでに

今年の春の九州地区高校野球福岡県大会に

塁審としてデビューしていたのです。

 

そしてこの夏の大会で

球審として球場に立ったということなのです。

 

高校生の審判だとジャッジが不公平なことにならない?

 

 

アウト!?マジっすか!?

と言われたとしても

審判は公平にジャッジしなければなりません。

 

たとえそれが知り合いだったとしても

それは情に流されてはいけないのが審判の役割なのです。

もちろん本人は重々承知の上であるはずです。

 

またそれを理解していると

県高校野球連盟も認めているからこそ

黒岩龍之介君を審判として球場に立たせているのでしょう。

 

ただ、公平性を保つために

どの試合を担当するのかは当日本人に通達する

ということになっています。

 

 

まとめ

 

 

熱闘甲子園など夏の高校野球は

いくつもの熱いドラマが起こりますが

高校生の審判という熱い戦いは思ってもみませんでした。

 

選手として高校野球に参加することが難しいとなっても

自分自身なら審判としてでも参加したいとは

考えもしなかったので

黒岩龍之介君の野球への情熱には

頭が下がると共に

高校生の青春の1ページに

こういった形での写真もあるんだと気付かされました。

 

 

 

 

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