携帯の2年縛り撤廃!?そもそもどうして2年縛りに?理由は?

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本格的に携帯業界の「2年縛り」をなしにして

違約金も少なくすることで新しい機種を

気軽に選べるように政府が検討案を調整とか。

そもそもどうして「2年縛り」なの?

 

 

そもそもどうして携帯は2年縛りなの?

 

 

もはやどこの携帯会社でも「2年縛り」が当たり前になっていますが、

この風潮が定番になったのは「2年縛り」にするかわりに

基本使用料などが毎月割引されるので実質これだけ安いですという

縛られるけど割引というありがたいのかどうなのかわからない契約をしていますよね?

 

これはそもそも携帯会社が長期契約を取りたいというところがポイントなのです。

 

本来は3年でも5年でも長ければ長いほど良いというのが本音なんでしょうけれど、

さすがに若い人などは飽きてしまうでしょうし技術の進歩も早いです。

なので精密機械である携帯電話の切り替えの目途として

2年というところで落ち着いたのです。

 

今みたいな「2年縛り」が定番になる前は、

携帯を買ったけれども気に入らないからと

すぐに解約する人が少なからずいたのです。

 

解約せずにせめて2年はずっと使ってほしいというところから

「2年縛り」は来ているのですが、

長期契約にしてもらわないと問題点が出て来てしまいます。

 

なぜ長期契約をとらないといけないの?

 

 

解約されるとまず困るのはいわゆる代理店です。

携帯ショップと言われているところですね。

これはドコモやauなどと契約を結んで販売許可を貰って商売しているお店です。

 

携帯各社や機種によっても違ってくるとは思いますが、

基本的に本体を売ったところで携帯ショップはさほど儲かりません

 

本体の仕入れが高いので販売してもあまり利益にはならないのです。

 

それよりも携帯ショップとして一番の収入源は

継続手数料なのです。

 

その携帯ショップで新規購入や機種変更してから、

どれだけ長い間継続して使っているかで継続手数料が携帯ショップに入ってきます。

 

長ければ長い程良いのです。

もちろんこれは機種変更よりも新規の方が高いです。

 

ですので携帯ショップはあれやこれやの接客サービスなどを凝らして

次も是非このお店で機種変更を!と必死になるのです。

 

携帯ショップにとって解約は最悪のパターン

 

 

契約は長期にわたって使ってくれる方が継続手数料が入ってくるので

携帯ショップにとって一番大事だといいましたが、

逆に一番ダメなのは解約なのです。

 

契約者が解約をしてしまうと他店で解約したとしても

通知が来てわかってしまいます。

 

それが昔の業界のルールであれば、

6か月以内の解約は莫大な違約金を

携帯ショップが携帯会社へ払わなければならないのです。

 

これでは携帯ショップが赤字にしかならないわけですよね。

本体の仕入れにお金がかかっているので本体では利益がほとんどでない、

なので継続手数料で儲けようと思っても解約されると違約金でマイナスに。

 

となると携帯ショップは儲ける手段がなくなって

携帯ショップをたたむほかなくなってしまうわけですね。

 

ですから携帯ショップとしては

是が非でも長く使ってもらわないと困るわけなのです。

 

長期契約がとれないと結果的に携帯会社も困る

 

 

実際に販売してくれる携帯ショップという代理店が

軒並みなくなってしまうと困るのは販売元の携帯会社なのです。

 

解約されると困るけれど携帯ショップから高い違約金をとっていると

携帯ショップがなくなってしまいます。

 

そこで元々から「2年縛り」にすることによって

携帯ショップも契約をとれば2年は安泰ということになり

経営が安定するのでこのパックのような形になりました。

 

ただ「2年縛り」にするだけだと使う側が束縛されるだけになるので、

基本使用料などを割引するということでうまく調整したわけですね。

 

「2年縛り」にすることによって選ぶ自由がなくなった

 

 

完全に選ぶ自由がなくなったわけではありませんが、

「2年縛り」には違約金がかかってきますので解約はもちろんのこと

2年以内での機種変更はローンだけ残るという感じになってしまうので、

結果的に2年待ってから機種変更しようと考えるのが多くなってしまいますよね。

 

「2年縛り」をなくすには政府という国の力が必要

 

 

この「2年縛り」は携帯会社や携帯ショップが経営の安定を目的に作ったものなので

自分からそれを壊しにかかることはまず考えません。

 

そこで2019年に政府が動いて

どうやら「2年縛り」と違約金を少なめの金額にするということで

携帯電話やスマホを使う人たちの「選ぶ自由」を広げようという動きになっています。

 

まだ確定ではないですが

時期やどれくらいの金額かなどを話し合って

出来るだけ早くそして気軽に機種変更でき携帯会社も無理がない着地点を

何とか見出してくれることを願いたいです。

 

 

まとめ

 

 

以前から気になっていた「2年縛り」の呪縛がようやくとけるかもしれませんね。

 

正直なところ機種によってはバッテリーがダメになりますし、

バッテリーは無料で交換しますといわれても本体に飽きてしまってるから

そういうサービスじゃないんだよなぁと思っている人も多かったのではないでしょうか。

 

毎年季節ごとくらいの勢いで新型が発売されるのに、

指をくわえて見ているしかない「2年縛り」は

時代の移り変わりが早い今となっては時代遅れなのかもしれませんね。

 

 

 

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